2026S授業ブログ#3

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2026S魔改造授業ブログ #3

shuugou

※この記事は、「2026S魔改造授業」履修者の活動をドキュメンタリー形式でリアルタイムにお届けする企画、「魔改造授業ブログ」の第三弾です。

東京大学魔改造研究会が運営する魔改造授業の最終回「夜会」が6月21日、本郷キャンパスで行われました。

9週間にわたる改造期間のクライマックスである夜会は、M・K・Zの3チームが、それぞれの活動の集大成である魔改造マシンを持ち寄り、マシンのお披露目と試技を行う場です。

四回目の実施となる今セメスターの夜会は、NHK総合『魔改造の夜』の出演者を中心とした来賓の方々、そして、実況席に応援団長としてフリーアナウンサーの矢野武様を迎え、盛大に開催されました。

今回のお題は「電車のおもちゃ坂道登攀」。会場に用意された坂を模したコースが舞台です。魔改造した電車のおもちゃが登攀することのできる坂の角度、そして登攀にかかるタイムを競いました。

「電車のおもちゃ坂道登攀」主なルール

  • 発車ベルを鳴らすことを、電車であることの証明とする。
  • 動き出してからゴールするまでは、人は触れてはならない。
  • ゴールまでに車体が完全にレールから離れた場合、「脱線」とみなし失格とする。
  • 坂の角度は0°から105°まで、挑戦する角度を15°ずつ選択できる。
  • 最も急な坂道を登攀した電車の勝利とする。複数の電車が同じ角度の坂道を登攀した場合、タイムの短い電車の勝利とする。
今回の’生贄’
電車のおもちゃ
坂道を模したコース。最大105°まで傾斜角を上昇することができる。

各チームのモンスターとロゴ

M班:中央(逸脱)線・中央線(魔快速)※2体作成

ファンによる吸引で坂に張り付くように走行するモンスターと、レールを左右から挟んでローラーの摩擦を利用して走行するモンスター。

K班:ウルトラスーパーハイパーギガンティックアルティメット超絶最強京浜東北根岸線

前輪に巨大なモーターを取り付けた四輪駆動で、パワフルにコースを駆け上がるモンスター。

Z班:ぶっ飛べ!山手”船”!!

自転車の空気入れ用のCO2カートリッジを内蔵したモンスター。レールに沿って、宇宙船のように飛んでいく。

エキシビション T京アールアンドデー 三宅さん

元のおもちゃの原型を残す、というコンセプトで参戦。当日AM2:30に完成し、ぶっつけ本番での挑戦となった。

    • 暴風トレインEDF02系

レールに吸い付く機能と推進力を生む機能のためにダクテッドファン2機を使用したモンスター。設計が必要な部品は一切使用せずに針金やホットボンドなどを用いることで、分解組立が容易に行えるようになっている。

エキシビション Oレック 河野さん

生贄の見た目をあまり変えない、というコンセプトで製作。3Dプリンタ製のレールを自作してテストランを行った。

  • 山登線快速 天井ゆき

おもちゃの車体はほぼ全て残し、車輪の部分にローラーが側面に露出するようなユニットを増築している。レールの溝を内側から外側に押しながら、ローラーを回転させることで走行する。

試技の様子

各チームが2か月間の努力の結晶であるモンスターを披露。

試技では会場が大きな歓声やどよめきに包まれました。

優勝したM班「中央(逸脱)線」は、大きくオーバーランする余裕を見せた
K班のモンスターは、ゴールラインのわずか手前で動作を停止してしまった
プシューッという音とともに、勢い良くCO2を噴出するZ班のモンスター
第二試技において1秒未満でのゴールを達成し歓喜するM班のメンバーであったが……
モンスターがコースから離れていたことがVARシステムで判明し(右下)、幻の記録となった
「暴風トレインEDF02系」のエキシビション。セッティングからゴールまで高い安定性を見せ、1秒未満でのゴールには歓声が上がった
「山登線快速 天井ゆき」のエキシビション。180度という"限界"を悠々と走破するモンスターに、場内では大きな拍手が起こった

結果

  • 優勝(世界新記録)

M班「中央(逸脱)線」

記録:105度 8.86秒

  • ナイトメア賞

Z班「ぶっ飛べ!山手”船”!!

記録:なし(脱線)

  • 企業賞

K班「ウルトラスーパーハイパーギガンティックアルティメット超絶最強京浜東北根岸線」

記録:なし(途中リタイア)

  • エキシビション参考記録

T京アールアンドデー 三宅さん「暴風トレインEDF02系」

記録:105度 0.97秒

Oレック 河野さん「山登線快速 天井ゆき」

記録:なし(途中リタイア)

授業運営チームの声

今回の授業では、各班が目標達成に向けてそれぞれ異なるアプローチをとりながらも、非常にハイレベルな競争が繰り広げられました。世界新記録を樹立したチームはもちろんのこと、「記録:なし」となったチームについても、そこに至るまでの努力の跡や驚くべき工夫・機能を数多く見ることができ、大変意義深い大会であったと感じています。

授業運営一同、「魔」に取り憑かれながら、次回開催に向けて準備を進めてまいります。

最終発表会まで

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