2025S授業ブログ#2【K班】

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【K班】 2025S魔改造授業ブログ #2

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※この記事は、「2025S魔改造授業」履修者の活動をドキュメンタリー形式でリアルタイムにお届けする企画、「魔改造授業ブログ」の第二弾です。

5月16日、2025S魔改造授業K班の中間報告会が行われました。報告会はM・K・Z・Sズキ*の四チームが個別に行い、改造期間の折り返し地点としてそれまでの成果や問題点を報告します。研究会に所属する、NHK総合『魔改造の夜』出場経験者や前回授業の履修者と様々な相談ができる場でもあります。

中間発表会でどんなことが報告されたのか、その後の各班の動きは―。

今回はSズキの中間報告会での様子をお届けします。

*)“Sズキ”ことスズキ株式会社様。NHK『魔改造の夜』へのご出演を契機に、今回の参戦が実現した。

「鯉の滝登り」主なルール

  • 鯉のおもちゃの改造であること
  • 尾鰭おびれを振ることを、鯉であることの証明とする
  • 動き出してからゴールするまでは、人は触れてはならない
  • 試技は2回行い、記録は2回のうちの良い方とする
  • 最も速く滝を登り切った鯉ちゃんの勝利とする
  • 滝の形状は、階段状である
鯉のおもちゃ

パワーに自信あり

コースを前に議論するK班のメンバー達。

発表では、滝を登りゲートを通過するための機構のコンセプトが披露されました。K班が選択したのは、課題である段差を力で真正面から突破する、がっぷり四つなアプローチです。このスケールの大きな構想は、コースの段差をものともしない圧倒的な走破性を期待させます。

心臓部のスペックが重要となってきますが、リーダーはそのパーツのパワーに対する自信を覗かせました

島田

この部品が届いて動けばかなり強い。これは他の班は入手できていないんじゃないかと思う。

運営メンバーに現状を報告するK班

一方で、部品の納期が長いという課題にも直面しており、計画の実現は時間との戦いにもなっています。

報告を受けた運営メンバーからは機構に関する質問、今後の設計方針や部品の入手経路などについてアドバイスが寄せられました。

補い合うチーム

発表時点での機体制作の進捗は、回路設計が半分以上完了している一方で、機体制作は10% 、ソフトウェア開発はスタート前。しかし、K班は中間発表を他の班よりかなり早く実施しています。制作はまさにこれからという段階です。

チームとしては、当初リーダーに集中しがちだった負担を分散し、より強固な協力体制を築いています。リーダーの島田さんは、「俺の想定より上回った、補ってくれているチーム」と、メンバーへの信頼を語りました

授業運営チームの声

中間発表会でコースを目にしたK班は「早く試作機を作り、トライ&エラーを繰り返したい」と、試作の重要性を再認識した様子でした

K班が試行錯誤しながらコースをどう攻略するのか。その動向は、夜会の行方を大きく左右するかもしれません。彼らの挑戦から目が離せません。

最終発表会まで

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