2025S授業ブログ#1【Z班】

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【Z班】 2025S魔改造授業ブログ #1

Z班_サムネ

※この記事は、「2025S魔改造授業」履修者の活動をドキュメンタリー形式でリアルタイムにお届けする企画、「魔改造授業ブログ」の第一弾です。

4月26日、2025S魔改造授業の改造期間がついに始まりました。三回目の開講となる今回は、履修者がM・K・Z班の三チームに分かれて「鯉のおもちゃ」を魔改造します。

チームでの活動に先立って、各班のリーダーがそれぞれ選出されました。Z班のリーダーに選ばれたのは、総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系修士1年の小林さん。我々は魔改造に向けて動き始めた彼を取材しました。

魔改造、そしてチームにかける思いとは―。

3次元的な課題の難しさ

―今回の魔改造テーマ「鯉の滝登り」に対する第一印象を教えてください。

小林

テーマに対する第一印象としては、なかなか難しいものが出てきたなというように感じました。2次元的な課題だったら割と簡単に動くアイデアが出せると思うのですが、鯉の滝登りは3次元的で実現できるアイデアを考え付くまでが大変そうであると感じました。

お題発表の瞬間

「鯉の滝登り」主なルール

  • 鯉のおもちゃの改造であること
  • 尾鰭おびれを振ることを、鯉であることの証明とする
  • 動き出してからゴールするまでは、人は触れてはならない
  • 試技は2回行い、記録は2回のうちの良い方とする
  • 最も速く滝を登り切った鯉ちゃんの勝利とする
  • 滝の形状は、階段状である
鯉のおもちゃ

熱い思いを秘めたチーム

―チームが結成されて間もないですが、チームメイトの印象は。

小林

若いメンバーが多いなと感じました。13人中9人が前期教養課程の駒場生で、まだまだここから大学生活が始まっていくメンバーが多い感じですね。あとは割と静かなメンバーが多いと感じています。

お題発表直後、全体のスケジュールを調整するZ班

―チームメイトに期待したいことなどは。

小林

方針のアイデア出しが完了したのですが、ちゃんと面白いことを提案できていて素晴らしかったため、今後の実装もユニークなアイデアを提案してくれることを期待しています。加えて、先ほど静かなメンバーが多いといいましたが、内に秘めた熱意は大きいと感じているのでそれを発露することを期待しています。

Z班の概要

学年

所属学部等

スキル習得率

「鯉の滝登り」らしい動きを

―どのような魔改造を目指したいか。

小林

ただ単に動かすことを考えるのではなく、テーマの「鯉の滝登り」らしく動かすことを目指したいです。加えて、完走できたから完成とするのではなく、結局どこまで行っても未完成でまだ改良できるというマインドを実現したうえで現れた魔改造を目指したいです。

―ズバリ目標記録は。

小林

完走です!タイムとしては与えられた時間の半分くらいで走り切れたらうれしいです。

―最後に、魔改造授業への抱負を

小林

 勝ち負けにこだわるスタンスは非常に大事だと思いますが、学部1年生から修士2年生まで集まることができた授業であるため、せっかくなら全体で交流の輪を広げていきたいと考えています。また、この授業をすべて終えたときに皆が何か一つでも新しく得るものがあるように心がけていきたいです。

―ありがとうございました

授業運営チームの声

これまでの授業では、「モルモットを走らせる」・「首掛けファンで帽子を飛ばす」といったテーマに取り組んでもらいました。その中で今回の「魔改造」のテーマは、これまでで最も難易度が高いものになるでしょう。尾鰭おびれが動くだけの可愛い鯉のおもちゃが、階段を自分の力で登り切るだけの改造を施さなければならないからです。

技術的なハードルが複数ありますが、その分、創意工夫が活きるテーマです。まな板の上の鯉を前にして、メンバーたちは今どのようなことを考えているのでしょうか。チームでの話し合いや実験を重ねたユニークな魔改造を期待しています。

※次回の授業ブログ更新は中間発表会後の6月上旬予定です。乞うご期待。

対戦相手(M・K班)の記事はこちら
Sズキの記事はこちら

最終発表会まで

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