2024A授業ブログ#3【B班】

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【B班】 2024A魔改造授業ブログ #3

※この記事は、「2024A魔改造授業」履修者の活動をドキュメンタリー形式でリアルタイムにお届けする企画、「魔改造授業ブログ」の第三弾です。

2024A魔改造授業もいよいよクライマックス。本日12月21日、ついに最終発表会である「夜会」が開催されます。

夜会を目前に控えた今もなお最終調整を進めているAB両班。

夜会に臨む各班の動きと思いとは―。

今回は、研究会メンバーが先ほど実際に見たB班の夜会前日の様子をレポートします。

「首掛けファン帽子飛ばし」主なルール

  • 首掛けファンの改造であること
  • 首掛けファンは増設しても構わないが、全ての首掛けファンが使用できることを示すこと
  • 帽子は市販の物を自分たちで選ぶこと
  • 規定の線から最も遠くまで帽子を飛ばしたチームの勝利とする
首掛けファンと帽子
首掛けファンと帽子

間に合わせるしかない

取材時,東大工学部「メカノデザイン工房」で作業していたのは、B班の旭さん(情報理工学系研究科修士2年)と中島さん(教養学部理科一類1年)。

―今はどんな作業を?

今は本体を組み立てています。実験は軽く済ませているので、あとは本体ができてからやろうと思っています。

中島

3Dプリンターのパーツを組み立ててフレームを作っているところですね。このパーツも一つ作るのに3時間かかりました。全部で12個あるので時間がかかりましたが、メンバーの中塚さん(※前回登場)が良く設計してくれたおかげでうまくいきそうです。

―夜会までには間に合いそうですか?

中島

旭さん・中塚さん中心に引っ張ってくれたので何とか間に合うと思います。

間に合わせるしかないですね。笑

B班は中間報告会以降、作業を急ピッチで進めていたようです。

夜会に向けて

―夜会本番がいよいよ明日開催されますが。

どでかいファンのパワーで勝負します。

中島

マネキンよりデカいなこれ。笑

―マシンの名前はもう決まっていますか?

中島

まだ決めていません。どんな名前が良いですかね、いかつい漢字とか。

「いかつい漢字で読み方カワイイ」みたいなのが良いな。

今回の魔改造授業では、対戦相手であるA班も同じメカノデザイン工房で作業しています。マシンは秘密裏に制作されているとはいえ、作業が終盤になるにつれ、期せずしてA班の様子が垣間見える場面もあるとのこと。

―アバウトで構いませんが、A班を見てどのような印象がありますか?

割と同じような作戦なのかなと思っています。風を複数あるファンで送って…

中島

風力勝負では負けないと思っています。

「魔改造授業」では、技術的な試行錯誤と同じくらい、チームワークや情報共有が重要です。この2つのピースを一つずつ揃えていくことが、B班の課題となっていたようです。

今からやるべきことは...

取材中、B班の金子さん(工学部電気電子工学科3年)が工房に到着し、作業に加わりました。

中島

金子さんは電気電子(工学科)なのでその知識を活かして主に回路を担当しています。それだけでなく買い出しなどもやってくれるオールマイティな方ですね。もちろん今日来ていない残っているメンツも作業に来てくれていて、みんなで頑張っています。

今からやるべきこととしては、ハンダ付け、フレーム(の組立)、あとは実験もしなきゃいけない。

中島

天井の部品も無いですね…

既に魔改造に充てられる予算を全て使い切ったB班。追加の資材購入は難しいですが…

金子

これ、どうですか。(工房に落ちていた廃材をおもむろに見せる)

え、それいいじゃん、それ使おう。

中島

メカノ(デザイン工房)の環境良すぎるんだよな…

授業運営チームの声

中間報告会直後を振り返ると、当時のB班は進捗の面でA班に若干の遅れをとっていました。しかしながらメンバーの旭さんと中塚さんを中心にチームワークを再構築し、3週間という驚異的な短期間で、プロトタイプを完成させるに留まらず本番機を今まさに作り上げようとしています。終盤になって大きな追い風を掴んだB班。その勢いに乗った彼らは、帽子を一体どこまで飛ばしてくれるのでしょうか。

最終発表会まで

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